“今年の展覧会”

  • 2017.12.27
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12月も押し迫り、一年を振返る時期になりました。今年行った展覧会を振返ってみました。

3月  町田市立博物館 「藍色浪漫」 伊万里焼染付の大皿(30cm以上)の展覧会。

太田記念美術館 「江戸の絶景」 浮世絵の江戸の四季 雪・月・花の作品展。

岐阜現代陶芸美術館 「図変わり大皿の世界」 これも伊万里の大皿の展覧会。

4月  中山道広重美術館 「切取られた町の風景」 広重の‘名所江戸百景’の展覧会。 前期

東京藝術大学美術館 「奇想の誕生」 雪舟と並び称される雪村の水墨画の作品展。

戸栗美術館 「柿右衛門展」 歴代酒井田柿右衛門の名品を集めた展覧会。

5月  パラミタミュージアム 「肉筆画と板戸の世界」 棟方志功の世界が大迫力。2回目の観覧 再び感動!

中山道広重美術館 「切取られた町の風景」 広重の‘名所江戸百景’の展覧会。 後期

7月  県立陶磁美術館  「今右衛門展」 柿右衛門か今右衛門か?鍋島焼の名品が沢山。

10月 東京国立博物館  「運慶展」 仏師運慶の作品展。国宝の名品が一堂に、目の前に、圧巻でした。

11月 京都国立博物館  「国宝展」 4期に亘りいろんなジャンルの国宝が集結。人が多いのにびっくり!

愛知県立美術館  「長沢芦雪展」 和歌山県の無量寺の仏間を作り、襖絵を生で展示。鳥肌ものでした。

振返るとどれも克明に思い出すほど、素晴らしい作品の数々でした。今年の一品は「国宝展」の長谷川等伯の「松林図屏風」に尽きます。この作品が観たくて大混雑を覚悟で出かけたのです。ずーっと観たいと思っていた作品に接することができて大満足でした。来年は1月に県立陶磁美術館で開催の「染付、青絵の世界」から鑑賞ツァーがスタートの予定です。     奥平泰昌

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