草木も眠る丑三つ時…

  • 2018.9.27
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最近涼しくなってきましたが、まだまだ暑い日もあるので、

私が実家暮らしだった頃の恐怖体験をお話ししたいと思います。

 

今から20年以上前、8歳上の姉が結婚をし実家を出た頃の話です。

女帝(姉)がいなくなり、こき使われなくなったので、幸せな日々を過ごしていました。

その日も夜遅くまで仕事をし、ベッドに入ったのが深夜2時過ぎでした。

疲れていたので、すぐに眠りについたのですが、

ふうっと目が覚めたときに、どこからか女の人のすすり泣く声が聞こえてきたのです。

暗がりの中、辺りを見渡してみると、足元で髪の長い女の人が立っているではないですか!

ぎゃーーーーーーーー!!!出ーたーーー!!!

しかもその女の人は「みゆきちゃーん、みゆきちゃーん」と私の名前を呼ぶではないですか!

もう呪い殺されるぅ—と布団をかぶった時、その女の人はこう言ったのです。

「私だって私・・・お姉ちゃん。(涙)」

・・・へっ?

良くみると、足元で泣いていたのは他でもない、女帝(姉)だったのです。

もう!!寿命が10年は縮まりましたね。

旦那さんと初の大喧嘩をして、夜中に家を飛び出してきたそうで、

朝方まで、旦那さんの愚痴に付き合わされました。

私はほとんど寝ないで、次の日仕事へ行きました。

今では笑い話ですが、本当に怖かったです。

以上恐怖体験でした。

次回は、私の娘についてお話したいと思います。

内村 みゆき

レターフォーユー