“車のこと”

  • 2017.10.31
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最近の車のニュースは専ら「自動運転」と「電気自動車」の二つの話題に集約されている。

私が免許を取得したのが45年前。当時はオートマもなく、全てマニュアルの時代だったと思う。
オートマが出ていたとしても、一般的では無かったのではないかと思う。若者に人気の車種はいすず「ベレットGT」「117クーペ」、日産「ブルーバードSSS」「スカイライン」しか思い出せない。

昭和45、6年当時は排気ガス問題があり、アメリカでマスキー法という排気ガス規制の法律ができて、その対応でホンダが世界で初めて「CVCCエンジン」で法律の基準を達成出来て、話題になった。

最初に買った車は先輩から譲り受けた「COLORA」だった。もちろんマニュアル。
結婚して、カミさんのお金を当てにして、スバル「レオーネ」を買った。この時からオートマにしたと思う。
その後、数台乗換えたが、車は動けばいいと思ってる人間からすると、大きさや、居住空間に変化は感じられたけど、車の進化を感じることもなく、いろいろオプションが付いて、豪華になって、価格が高くなって行ったナーと思っていた。

車の革命的進歩として、印象に残っているのは「カーナビ」です。出たての頃は高くて装備できないし、普段の日常ではそれほど必要を感じなかった。
ただ、旅行に行った時、見知らぬ街のホテルや観光地に行くのに、便利さを痛感し、車社会の変化を感じた記憶があります。
それまでは、助手席のカミさんにオートマップを持たせ、ナビゲーションさせながら、観光地に向かい、途中の景色や遠景、土地の雰囲気など味わうこともなく、ただ観光地を目指すだけだったのが、周りの景色や風景を楽しみながら、会話もしつつドライブをするようになった。
昔は関西、中部、関東のドライブマップが積んでありましたが、今、車の中に地図は乗ってません。

最近ではHYBLIT車がでて、道路にはあっという間に「PRIUS」が走りまくっていて、トヨタの一人勝ち状態だなーと感じてました。
このままトヨタの天下が続くものと思っていたら、スバルが「アイサイト」を打ち出し、あっという間に各社、それぞれのネーミングで衝突防止をアピール。
トヨタが「レクサス」で高級路線にのめり込んでいる間に、安全運転競争に後れを取ったように思える。
「電気自動車」では日産がリードし、ここでもトヨタは後塵を拝しているとか・・・

「電気自動車」の急激な普及は、「バッテリー」の進歩なくして実現できなかったと思う。
若い頃は、車にブースターケーブルを積んでおかないと、いつバッテリーが上がるか心配だった。
また、旅行先などでバッテリーが上がって困っている車を助けたりしたけど、先日、古びたケーブルを捨てました。時代の変化を実感してます。

来年には車を買い換えようと思ってますが、何に重点を置いたらいいのか・・・。
安全性か経済性か、環境への配慮か、懐具合がいいわけではないので、取り敢えず、程度のいい中古車を探し、様子を見ますか!

奥平泰昌

レターフォーユー