あるメールマガジンからのパクリですが、
思わず笑えてしまったので、みなさんにお知らせします。
「禅問答」は仏教の禅宗の修行の手法で、一種の思考トレーニングです。
修行者に問題が与えられ、それに答える。
その答えに対して相手が切り返す。
論理的にかみ合っているかどうかより、
「問答の中から何かに気づくことが重視」されています。
「正解がない問答」なので、無理会話(むりえわ)とも言われ、
転じて頓智(とんち)話のようにも思われています。
「頓智」はその場に応じて出てくる「気の利いた考え」のこと。
機知、機転、英語で言えば
ウィット、エスプリ、ユーモアと言ったところでしょうか。
例えば、こんな禅問答があります。
座禅中の若い僧のそばにやってきた老僧が石を磨き始めました。
若い僧が「何をしているのか」と聞くと、
老僧は「石を磨いて鏡にする」と言います。
「石を磨いて鏡になるはずない」と若い僧が笑うと、
老僧も笑って「お前も座禅をして仏になれるはずがない」と切り返す。
笑える禅問答です。
如何ですか?
いつも、いつも、「自分は正しい!」と思って、
相手に対していると、以外に落とし穴があるかも知れません。
時々、自分を振り返ってみるといいですね~~~
近藤 峰生