前回の予告とは異なりますが、少しだけ・・・

これは私の伯父のお話です。

先日伯父が出張で東京へ行った際に、後ろの座席に元中日ドラゴンズ
名球会の“山本昌“が座っているとLINEを送ってきてくれました。

私は当然の様に『長男へサインをもらって下さい』と返信しました、が
本音は新幹線で寛いでいる元プロ野球選手へそんな図々しお願いをしてもらおうとは
思っていなかったので、返信後スグに『冗談です。』と送りました。

伯父からサイン色紙もないし、悪いなという感じの返信がありそれっきりでした。

数日後、私は長男と長女と祖母のお見舞いに行った際、伯父にバッタリ会いました。
そこで伯父は長男へ『今度、いいモノをあげるから楽しみにしていな』と
私はピンときたと同時に驚きました。
“確かサイン色紙もないし、また新幹線という狭い空間で他の乗客もいるであろう、
　甥っ子の息子の為に　ま・さ・か“
その後、長男から『何くれるのだろう？小遣いかな？』なんて聞かれ
私は『うーん、なんだろうね？』ってな感じでした。

その2日後でした、伯父から長男と次男の名前が入った山本昌のサインを私に・・・・・
驚きました。
※写真をみてください。

私だったらサインをもらう事が出来ただろうか？
出来ない理由付けて行動に移す事が出来ないのでは？
と、私だけでなくこんな人の方が多いと思います。

が伯父は違いました、サイン色紙も持っていない、他の乗客の目もあっただろうに、
更に名球会、数々のプロ野球記録を持つ“山本昌”へお構いなく、メモ用紙程度の紙で
無謀なアタックをしてよく成功したな、と、この気持に感動しました。

伯父から聞きましたが“山本昌”もメモ用紙程度の紙にサインをさせられてビビッて
いたそうです。

当の長男も感動は今一つでしたが、
次男は『あの、スクリューの人でしょ、オレ知ってる』ととても喜んでいました。
また、家内がとても興味を示した事が意外でした。

次回は現在中学所属ﾁｰﾑを退団して、どこにも属していない『彷徨える長男』に
ついてお話が出来れば・・・

掛端慎一.