SANWRAP-特徴・製品情報
SANWRAP(サンラップ)はBoxwall(ボックスウォール)ではカバーできなかった、止水高500mm以上の浸入防止を目的として開発されました。
建物への浸水防止を目的として撥水性ナイロンシートを使用。
シートは直線用と角用を組み合わせることで建物全体を包み浸水を防止する事もできます。
各シートはファスナーにて接続することができ、建物に合った形で組み合わせ可能。
中水位シリーズ(止水高100mm~700mm)、高水位シリーズ(止水高700mm~2,000mm)の2種類とオプションで、オフィスなどの扉や倉庫のシャッターなどを水害から守ります。
簡単な洗浄で繰り返し使用することが出来ます。
SANWRAP(サンラップ)の特徴
- 浸水防止最大高 2,000mm!
- 倉庫など建物全体の浸水防止も可能!多くのお客様よりBoxwall(ボックスウォール)の止水高500mmを超える商品の要望をいただき、この商品は開発されました。
- 軽量なナイロンシートで、コンパクト収納も出来るため管理が楽
- 約300~500gほどの軽量ナイロンシート!保管も小スペースで可能なコンパクトさに加え、乾かすだけで再利用も可能です。
- 建物に合わせた自由設計
- 各シートはファスナーにて接続することができ、建物に合った形で組み合わせて利用することができます。
- 活用施設
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● オフィス・事務所
● 資材置き場
● 車庫・倉庫
● 病院・介護施設
● 学校
● 図書館、美術館
● 飲食店、店舗
SANWRAP(サンラップ)の仕様
【中水位シリーズ】 | 止水高 | 100mm~700mm | |
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名称 | 品番 | 仕様 | 画像 |
開口扉専用 | D2400S | 横幅1,200mm×縦1,200mm×2枚 ※誤差±20mm/枚 重量:280g 素材:ナイロン(厚み約0.1mm) | |
開口扉専用 | D1200S | 横幅600mm×縦1,200mm×2枚 ※誤差±20mm/枚 重量:160g 素材:ナイロン(厚み約0.1mm) | |
延長用 | WS | 横幅2,400mm×縦1,200mm ※誤差±20mm/枚 重量:280g 素材:ナイロン(厚み約0.1mm) | |
延長用 | SS | 横幅1,200mm×縦1,200mm ※誤差±20mm/枚 重量:180g 素材:ナイロン(厚み約0.1 mm) | |
【高水位シリーズ】 | 止水高 | 700mm~2,000mm | |
名称 | 品番 | 仕様 | 画像 |
開口扉専用 | D2400 | 横幅1,200mm×縦2,300mm×2枚 ※誤差±20mm/枚 重量:520g 素材:ナイロン(厚み約0.1 mm) | |
開口扉専用 | D1200 | 横幅600mm×縦2,300mm×2枚 ※誤差±20mm/枚 重量:300g 素材:ナイロン(厚み約0.1 mm) | |
延長用 | W | 横幅2,400mm×縦2,300mm ※誤差±20mm/枚 重量:520g 素材:ナイロン(厚み約0.1 mm) | |
延長用 | S | 横幅1,200mm×縦2,300mm ※誤差±20mm/枚 重量:300g 素材:ナイロン(厚み約0.1 mm) | |
コーナー用 | K | 横幅2,400mm×縦2,300mm ※誤差±20mm/枚 重量:620g 素材:ナイロン(厚み約0.1mm) | |
【オプション】 | |||
名称 | 用途 | 仕様 | 画像 |
まくら土のう袋 | シート固定用 土のう | 150mm×1,200mm 重量:46g UVカット加工 | |
養生テープ | シート固定用 テープ | 150mm×25m 重量:620g | |
304 SUSプレート | 壁面養生用 | 100mm×500mm 重量:380g |
SANWRAP(サンラップ)の本体・オプション
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<サンラップ>
商品はこのようにコンパクトです。 -
<シート(K)外角用>
建物の角に当たる部分に専用シートを用いる。角床面をカバーするためにシート中央部のファスナーを開放して使用する。 -
<シート(W・S)直壁用>
壁面が直線状になっている面に使用する。L型設置とし、縦面1,300mm、床面1,000mmで使用する。
オフィスなど扉への設置方法
完成図
《使用シート:開口扉専用》
D2400 or D1200 / D2400S or D1200S
開口部の幅をはかり、シートが開口部より長いことを確認します。
止水高を決め、扉に養生テープなどで印をつけます。
※シートの床面長を 50cm 以上にします。
シートを繋ぎ合わせた状態で、ドアの中心部を養生テープで仮止めします。
左右両端を仮止めします。
扉に取っ手やドアノブが付いている際は、シートが扉に密着するようたるみを持たせて仮止めします。
余ったシートは、たるませる、もしくは折り込みます。
下部分から養生テープで本止めをしていきます。この時地面に垂直になるようにします。
この時、建物接触部分とSANWRAP の境目が養生テープの真ん中にくるようにします。
扉下部分に段差がある場合、隙間が空かないようしっかりと密着させます。
反対側も本止めを行います。
ヘラなどで養生テープを扉に密着させます。
台風対策などで前日から設置する場合、ファスナーを開き、縦長にシートを畳んで仮止めを行います。
上下と直角部分に仮止めを行います。
土のうを準備します。
砂を土のう袋の半分まで入れ、口を閉じます。
設置するタイミングになりましたら、仮止めを外しファスナーを閉めます。
シートと扉、シートと地面が密着するように空気を抜きます。
シートの上部と下部に養生テープを貼り、へらなどで密着させます。
シートと地面に隙間ができないよう、土のうを設置します。
土のうは、シートの端が浮かないように隙間なく設置します。※部分置きはNGです。
倉庫などシャッターへの設置方法
完成図
《使用シート:開口扉専用+延長用》
D2400 or D1200 + W or S / D2400S or D1200S + WS or SS
シャッターの横幅をはかり、シートの横幅合計がシャッター横幅より長いことを確認します。
止水高を決め、シャッターに養生テープなどで印をつけます。※シートの床面長を 50cm 以上にします。
必要分のシートを繋ぎ合わせます。
シートの中心とシャッターの中心を合わせ、仮止めします。
真ん中から両端へ順に仮止めを行います。その際、シートがシャッターに密着するよう余裕を持たせます。
余ったシートはたるませる、もしくは折り込みます。
本止めを行います。 建物とシートを養生テープでしっかり貼りつけます。
地面との接触部分に養生テープを貼ります。
シャッター脇が複雑な形状の場合は、テープを半分に割くなどし、隙間の無いようにします。
反対側も同様に本止めを行います。
ヘラなどで養生テープを密着させます。
台風対策などで前日から設置する場合、両端のシートを残してファスナーを外します。
縦長にシートを折りたたんで仮止めを行います。
土のうを準備します。
砂を土のう袋の半分まで入れ、口を閉じます。
ファスナーを繋げ、上部分の仮止めを行います。
シートと扉、シートと地面が密着するように空気を抜きます。
シートの上部と下部に養生テープを貼り、へらなどで密着させます。
シートと地面に隙間ができないよう、土のうを設置します。
土のうは、シートの端が浮かないようにコの字に隙間なく設置します。※部分置きはNGです。
キュービクルへの設置方法
完成図
《使用シート:コーナー用+延長用》
K + W or S
キュービクルの外周を測ります。各辺ごとに長さを測量します。
1辺ごとにシートの組み合わせを決めます。※シートが壁に密着するように余裕を持たせます。
止水高を決め、養生テープなどで印をつけます。この時、各壁の中心にも印をつけます。
※シートの床面長を 50cm 以上にします。
各壁ごとにシートを繋ぎ合わせます。
シートの中心と設置する壁の中心と止水高を合わせ、仮止めします。
キュービクルの角とKシートを合わせ仮止めします。
中央とKシートの間も必要な分仮止めをします。
反対側も同様に行います。
面に合わせてシートをファスナーで繋げます。
同様の手順で仮止めを行います。
すべての壁に仮止めを行い、ファスナーを閉めます。
余ったシートは、たるませる、もしくは折り込みます。
壁面にシートが密着するように空気を抜きます。
シートの下部に養生テープを貼ります。
上部にも養生テープを貼ります。
ヘラなどを使いテープを密着させます。
まくら土のうを準備します。
砂をまくら土のう袋の半分まで入れ、口を閉じます。
シートと地面に隙間ができないよう、土のうを設置します。
土のうは、シートの端が浮かないように隙間なく設置します。※部分置きはNGです。
SUSプレートの取付方法
完成図
SUSプレートにビス用の穴の印をつけます。3点、直径5mmの穴を想定します。
電動ドリルなどでSUSプレートに穴を空けます。
設置用の壁面に罫書きを行います。
プレート外周と穴の位置が分かるように書きます。
ビス留め用の下穴を空けます。(6mm)
プラグを打ち込みます。
プレートを設置する部分を平らに削ります。
コンクリート用接着剤を使用。壁面凹凸がある場合はシリコン接着剤を使用して隙間を埋めます。
SUSプレート裏面に接着剤を塗布します。
壁面に接着し、板をビスで留めます。ビス径は4㎜です。
プレートは下から順番に取り付けていきます。必要な枚数を取り付けます。