“炊飯器”と“コーヒーメーカー”

  • 2017.3.7
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 この欄でもテレビの番組のことをよく書きますが、今の私の世の中との接点は「テレビ」が
主体です。新聞は読みますが、テレビのニュースでみて表層が判れば、それ以上知りたいと思
うものが無い限り読みません。ネットのYAHOOニュースで大まかな部分が判れば充分です。

 先日のガイアの夜明けで「炊飯器」と「コーヒーメーカー」を取り上げていました。この
二つの家電が今更と思いますが、まだまだ発想は無現なんだなーと感じたのと、「あたり前」
と「限界」を感じたらそれでお仕舞いと言われるのがよくわかる番組でした。

 ご承知のように、「炊飯器」は釜の仕様が進化し、今では南部鉄器もどきが採用され、昔
の藁の火+鉄釜にいかに近づけようかを競っているように思ってました。中国人が日本の炊
飯器を爆買いするニュースをよく見ました。電気屋では10万近くするものが売られています。

 「コーヒーメーカー」は粉を入れて抽出するタイプとミルが付いていて、挽いた粉を入れ
るタイプの2種類が主流ではないかと思います。我が家は粉を入れるタイプです。数千円の
もので特にこだわりはありません。

 ガイヤの夜明けで取り上げられた「炊飯器」はお釜が二重構造になっており、水蒸気の
熱でお米を炊くものです。「コーヒーメーカー」はいろいろこだわりがあります。ミルと
粉を入れるところが直結して、豆を入れ、挽いた粉が下に落ちて、そこにお湯が入ります。
お湯の温度は87℃にコントロールされます。更に、フィルターの粉にお湯が注がれ、30
秒間蒸らしてから、追加のお湯が入れられます。また、お湯の注ぎ口も真ん中にお湯が落
ちるように工夫されてます。当然ミルの挽き具合は粗挽きから細かい挽き方まで選べます。
コーヒー専門店の作業が一つの「コーヒーメーカー」で出来るようになってます。但し、
豆を入れてからコーヒーが出来上がるのに8分かかるようです。そのためか、タイマーが
付いています。夜、豆を入れて、タイマーをセットしておくと、翌朝、入れたてのコーヒ
ーが飲みたい時間に出来上がるように工夫されてます。

 今回思ったのは、「当たり前」と「限界」を乗り越えようとすれば、新たな道が開ける
んだということです。それと、こんな機能にしたい、こんな機能がいいと思うことなんだ
と思います。65歳にとっては、感じる機会は少ないと思いますが、視点を変える発想は持
ち続けないといけないなー と感じるのでした。

 詳細はHPを探してください。

奥平泰昌

レターフォーユー