『三法印』

  • 2016.4.6
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『 三法印(さんぼういん) 』

最近「諸行無常」という言葉の意味について
調べていたところ、『三法印』という言葉の中の一つであるらしい。

『三法印(さんぼういん)』という字句を知らなかったし
意味も知らなかった。
『三法印』とは仏教の根本説を表す字句で
「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」の
総称とあった。

「諸行無常(しょぎょうむじょう)」
   *あらゆる事物は絶えず変化し続け、決して永遠の
    ものではないことを言う。
「諸法無我(しょほうむが)」
   *すべての存在には主体と呼べる〔我(が)〕がないことを言う。
    つまりすべての存在は〔無〕である。
「涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)」
   *悟り(さとり)が絶対の静けさである考え方を言う。

「諸行無常」は何となくわかるが、後はよくわからない。

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
よどみに浮かぶうたかた(泡)は、かつ消えかつ結びて
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくの如し。」

最近これを読んだ人の気持ちが、何となくわかる。

水野桂一

レターフォーユー