「もちがつお」を求めて!

  • 2024.6.5
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もちがつお」をご存じですか?

Yahooで調べてみました。

「もちがつお」は、特別なかつおではなく、死後硬直する前の「真がつお」のことを言います。

保存のための氷をほとんど入れないため、

身が締まらず、刺身で食べるととても柔らかいのです。

浜松では、4月から5月頃、市場に出回ります。

もちがつお」は、日持ちがしないため、遠方へ出荷することが難しく、

ほとんどが地元で消費されているそうです。

 

その「もちがつお」を40年くらい前のゴールデンウィークに、

偶然浜松の居酒屋で食べ、その時のおいしさに「どえらい衝撃!!」を受けました。

 

その後、5年ほどは毎年「もちがつお」の出まわるゴールデンウィークは

その居酒屋に行き、美味しい美味しい「もちがつお」を食べていました。

 

結婚してから、ゴールデンウィークの頃の嫁さんは、田植え準備で忙しく、

さらに浜松の行きつけの居酒屋も店をたたんでしまったので、

ずいぶん長期間「もちがつお」に出会えませんでした。

 

それが、ここ数年地球温暖化の影響で、嫁さんの田植え時期がゴールデンウィークからズレ、

また近年のSNSの普及により、「もちがつお」を食べることができるお店を、

簡単に探すことができるようになったおかげで、

ついに昨年!!「もちがつお」を食べる計画を立てました。

ここで、「計画」と記したのは、なんと!!「松潤」がゴールデンウィークに浜松に来るという情報を入手!

そんなごったがえすであろう浜松には、いくら「もちがつお」が食べたいからと言って、

行く気にもならず「計画」で終わってしまいました。

 

そこで!今年は「リベンジもちがつお」を実行しました。

 

30年ぶり!あのもちもちの「もちがつお」を食べることができる!と大興奮!

 

SNSで見つけたお店に、ランチ時に電話をして「もちがつお」の入荷を確認!

入荷数が少ないと聞いたので、2人前を予約して新幹線に飛び乗りました。

 

お店の方も、わざわざ名古屋から新幹線で「もちがつお」を食べに来た我々に、

「ご来店いただいてから、もちがつおさばいて、お出しします。」と~~

 

とても!とても!!とても!!!期待して、食べました。

 

 

ところが、

「あれ?こんなだった? もちもちと言うよりごりごり!

と、嫁さんと、店には聞こえないように、感想を言い合いました。

 

30年分の期待が大きすぎた?のか?

たまたま今日のは美味しくなかった?のか?

残念な結果でした。涙...涙...涙...

 

来年、別のお店に「リベンジもちがつお・アゲイン」をするかどうか?

今から、ここから、1年間悩みます。

 

 

余談

ゴールデンウィークの浜松市内は、お祭り!

たくさんの山車が練り歩き、ラッパ隊の威勢が良くて!!

最高でした!!!

 

「もちがつお」は残念な結果でしたが、お祭りの雰囲気はたっぷり味わえて、

浜松に行けたことの後悔はありませんでした。

 

 

近藤峰生