「もちがつお」をご存じですか?
Yahooで調べてみました。
「もちがつお」は、特別なかつおではなく、死後硬直する前の「真がつお」のことを言います。
保存のための氷をほとんど入れないため、
身が締まらず、刺身で食べるととても柔らかいのです。
浜松では、4月から5月頃、市場に出回ります。
「もちがつお」は、日持ちがしないため、遠方へ出荷することが難しく、
ほとんどが地元で消費されているそうです。
その「もちがつお」を40年くらい前のゴールデンウィークに、
偶然浜松の居酒屋で食べ、その時のおいしさに「どえらい衝撃!!」を受けました。
その後、5年ほどは毎年「もちがつお」の出まわるゴールデンウィークは
その居酒屋に行き、美味しい美味しい「もちがつお」を食べていました。
結婚してから、ゴールデンウィークの頃の嫁さんは、田植え準備で忙しく、
さらに浜松の行きつけの居酒屋も店をたたんでしまったので、
ずいぶん長期間「もちがつお」に出会えませんでした。
それが、ここ数年地球温暖化の影響で、嫁さんの田植え時期がゴールデンウィークからズレ、
また近年のSNSの普及により、「もちがつお」を食べることができるお店を、
簡単に探すことができるようになったおかげで、
ついに昨年!!「もちがつお」を食べる計画を立てました。
ここで、「計画」と記したのは、なんと!!「松潤」がゴールデンウィークに浜松に来るという情報を入手!
そんなごったがえすであろう浜松には、いくら「もちがつお」が食べたいからと言って、
行く気にもならず「計画」で終わってしまいました。
そこで!今年は「リベンジもちがつお」を実行しました。
30年ぶり!あのもちもちの「もちがつお」を食べることができる!と大興奮!
SNSで見つけたお店に、ランチ時に電話をして「もちがつお」の入荷を確認!
入荷数が少ないと聞いたので、2人前を予約して新幹線に飛び乗りました。
お店の方も、わざわざ名古屋から新幹線で「もちがつお」を食べに来た我々に、
「ご来店いただいてから、もちがつおをさばいて、お出しします。」と~~
とても!とても!!とても!!!期待して、食べました。
ところが、
「あれ?こんなだった? もちもちと言うよりごりごり!」
と、嫁さんと、店には聞こえないように、感想を言い合いました。
30年分の期待が大きすぎた?のか?
たまたま今日のは美味しくなかった?のか?
残念な結果でした。涙...涙...涙...
来年、別のお店に「リベンジもちがつお・アゲイン」をするかどうか?
今から、ここから、1年間悩みます。
余談
ゴールデンウィークの浜松市内は、お祭り!
たくさんの山車が練り歩き、ラッパ隊の威勢が良くて!!
最高でした!!!
「もちがつお」は残念な結果でしたが、お祭りの雰囲気はたっぷり味わえて、
浜松に行けたことの後悔はありませんでした。
近藤峰生