田中マルクス闘莉王という元サッカー日本代表の選手ご存じですか?
私も息子も、現役引退した今でも闘莉王さんの大ファンなのです。
彼がグランパスに所属していた時は、息子と2人で試合を見にきました。
さて、うちの息子はコロナ感染防止のため美容院へ行くのをためらっている間に、
かなり髪が伸びてきました。
どうせなら闘莉王ヘア(わかりますか?ちょんまげみたいなやつです)にしてみよう!
と言う事になり、
横の髪を刈り上げてツーブロックにし、トップの髪を縛るのですが、
息子の髪を小学生の頃から切ってくれている美容師さんに、
「彼の髪の毛を結ぶには、『髪の毛縛るゴム』から業者さんに開発してもらわないと、
ダメかもね(失笑)」と笑われるくらい剛毛&多毛なので、
縛るのにかなりの技術が必要です。
私・娘・息子、髪の長い人間が3人・・・
しかもその3人は、朝の出発時間が7:30前後(母が最初に出発です)とほぼ同じ。
何が起こるかと申しますと・・・
仁義なき『洗面所 占有争い』 が毎朝 勃発 しております。
弁当が作り終わり、私が顔を洗っていると、歯を磨こうとする娘がやって来て、
私がうつむいて顔を洗っている頭の上で、
強引に歯磨き粉を歯ブラシに付けます(ヒー‼やめて~)
私が顔を洗い終わり化粧に入ると、娘の歯磨きが終わり、
今度はコンタクトを入れるので、「邪魔!どいてっ!」と言われます(ムカッ!)
次に私が歯磨きに入ると、娘がその隙を狙い髪の毛を縛ります。
私の歯磨きが終り、娘も髪を縛り終わり、さて今度は私が髪を縛るぞという時に、
遅れて洗面所へ来た息子が口に歯ブラシをくわえながら、髪を縛ろうとするのですが、
超不器用なので落ち武者のような髪型なってしまうのです。
こんな髪型では、とても名古屋を歩かせられない‼と思い、
「あーもーお母さんが縛ってやるから後ろ向け!」と、
19歳の息子の髪の毛を縛ってやります・・・
(傍から見ると、なかなかシュールな光景です。)
息子の髪を縛り終えた時はいつも私の出発限界時刻になり、
私は自分の髪を縛る暇もなく、愛犬チョコビちゃんだけに見送られ、
慌てて会社に出勤する羽目になっております(涙)
そのうち、
娘の歯磨き粉が、髪の毛に付いたまま、
出勤する日が来るかもしれません。
その時は、どうか温かい目で見守ってやってください。
内村みゆき