今回は私の姉の娘、姪のお話をしたいと思います。
私が22歳の時に、姪は生まれました。
姪も甥も夜中の12時、2時、4時、6時のおむつ替え,ミルクの世話は、
姉からの命令で、強制的に私がやらされていたので、
二人とも私が育てたと言っても過言ではありません。
そんな姪は現在女子大生と大きくなりましたが、
小さいときには、これまた数々の忘れられない武勇伝があります。
幼稚園時代に至っては、小ネタの宝庫!
いくつかご紹介したいと思います。
≪初めての授業参観編≫
姪っ子が幼稚園に入園してからの初めての授業参観での話です。
姉が姪のクラスに着き、姪を探していたのですが、
どこを探してもいません。
他の子供たちはみんな、お母さんと感動的な再会をしている中で、
娘がいない?と不安になった姉は、
「先生、うちの娘はどこにいるんでしょう?お教室に見当たらないのですが…」
と、聞きました。
先生は、「Mちゃん(姪)ね!Mちゃんはー・・・あーあそこですね…」
先生が指さした先には、子供たちがリュックや制服をお片付けする、
床から120cmほどの高さのロッカーがありました。
そんなところをなぜ先生は指をさすのか不思議に思っていたところに、
“バーン”とロッカーを開けて姪が出て来て、
そのままお教室から、“ぴゅーん”と逃亡していったそうです。
姉は、初参戦の授業参観で、
他のお母様たちとは違う、娘捕獲作業に追われたそうです。
≪御池にはまってさー大変!編≫
姪が通っていた幼稚園には、園庭の隅に深さ20cmほどの小さなお池があり、
姪はよくそのお池に落ちてしまうので、靴下を先生に洗っていただいていました。
姪と4つ違いのうちの息子が、その幼稚園に体験入園した時、
園庭で姪がよく落ちたその池を見つけました。
息子に、「このお池はね、Mちゃんが何度も落ちていたから、危ないよ」と話し、
手をしっかりと握ってお池のふちを歩かせていました。
私がこわばって息子を支えているのを見た先生が、
「大丈夫よ~!年に3回くらいしか、そこのお池に園児達落ちたことないから」と…
えーっと? 姪は年に少なくとも5回は、落ちていましたが、
ということはですよ?
その先生が言う3回落ちたのは、全部うちの姪という事なのでしょうか…
超が付くほどの暴れん坊将軍な性格が、
私の実家の遺伝子の所為だといわれるのを恐れ、
うちの子供達には、
『我が家の名誉がかかってるんだから、
意地でも池には落ちるなっ! 』
と言い聞かせ、幼稚園に通わせました。
姪はこんな暴れん坊将軍でしたが、今では立派な?お姉さんになりました。
就活中でしたが、先日内定がもらえたそうで、ついに巣立つ時が来たようです。
どこへ行ってしまうのだろうと、切なく思っていたら、
自宅から会社まで徒歩44秒で着くのだそうです。
まだまだ彼女の武勇伝は聞くことが出来そうで、安心しました。
次回はこの姪の弟である甥を紹介したいと思います。
内村 みゆき