私のちょっとした問題提起シリーズの2 英語より読書だ!!

  • 2018.11.21
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日本列島は、小さな四つの島が海の上に浮いている国。

一年に何度も、台風がやって来るし、大雨(最近は豪雨)に見舞われる国。

その上、突然の地震、まれに大地震が、またそれに伴う津波が襲いかかってくる国。

日本中のあちこちの山々が、なんと噴火をして、

まるで、四つの火山の火口が海から顔を出しているような国。

外国人から見たら「オーマイゴッド!」と思わず叫びたくなるような国。

 

その上、資源は何もない。

しかし、日本には頭脳という資源があった。

 

そんな日本が世界の国々と伍していくためには、頭脳しかない!

江戸時代の寺子屋(もちろんその前からいろんな学ぶ場があった)で、庶民までが、

自分から進んで学ぶという姿勢。

そのため、幕末の頃の日本人の識字率は75%くらいだったとのこと。

ところが、なんとイギリスでは、同時期に25%くらいだった、という説もある。

つまり、日本人は学ぶことに対して、非常に貪欲だった。

 

日本は、今までその流れで、断トツの優秀さでやってきた。

GDPはついこないだまで、世界で2位!

 

ところが、最近は「小学生から英語を教える」ことになった。

それは、英語を身に着け、国際人にならないと世界の各国と経済で勝てないから、という。

 

とんでもない!

問題は英語ではない!

問題は知識と教養だ!

 

「ゆとり教育」で懲りたはずの面々がまた過ちを犯そうとしている!

そんなことよりも、国語を徹底的に学ばせて、

自分の頭でしっかり考える土壌を作ることが大事だと思う。

 

先ずは、親が本を読み、そして子どもが本を読む環境を作ることから!

 

近藤 峰生

レターフォーユー