最近涼しくなってきましたが、まだまだ暑い日もあるので、
私が実家暮らしだった頃の恐怖体験をお話ししたいと思います。
今から20年以上前、8歳上の姉が結婚をし実家を出た頃の話です。
女帝(姉)がいなくなり、こき使われなくなったので、幸せな日々を過ごしていました。
その日も夜遅くまで仕事をし、ベッドに入ったのが深夜2時過ぎでした。
疲れていたので、すぐに眠りについたのですが、
ふうっと目が覚めたときに、どこからか女の人のすすり泣く声が聞こえてきたのです。
暗がりの中、辺りを見渡してみると、足元で髪の長い女の人が立っているではないですか!
ぎゃーーーーーーーー!!!出ーたーーー!!!
しかもその女の人は「みゆきちゃーん、みゆきちゃーん」と私の名前を呼ぶではないですか!
もう呪い殺されるぅ—と布団をかぶった時、その女の人はこう言ったのです。
「私だって私・・・お姉ちゃん。(涙)」
・・・へっ?
良くみると、足元で泣いていたのは他でもない、女帝(姉)だったのです。
もう!!寿命が10年は縮まりましたね。
旦那さんと初の大喧嘩をして、夜中に家を飛び出してきたそうで、
朝方まで、旦那さんの愚痴に付き合わされました。
私はほとんど寝ないで、次の日仕事へ行きました。
今では笑い話ですが、本当に怖かったです。
以上恐怖体験でした。
次回は、私の娘についてお話したいと思います。
内村 みゆき