年末に、お風呂の大掃除をしました。
我が家では、お風呂の掃除は私の仕事になっています。
普段の掃除で「見て見ないふり」をしている所が有りました、
予定より時間が掛かってしまいましたが、綺麗になり大満足でした。
このまま使うのはもったいなく思い、「そうだ、銭湯に行こう」と思いつき、
銭湯に行きました。
その銭湯は40年前に行っていた銭湯です。
40年前の私は、会社の寮に居ました。
会社が休みの日は、お風呂が無く銭湯に行っていました。
入口は自動扉ではありません、暖簾と手動の扉。
リクライニングするマッサージ機は有りません、背中をボールが上下する、あん摩機。
ロッカーではなく、木製の脱衣箱。
券売機はありません、番台のおかみさんに現金支払。
浴場の中央には、楕円形の浴槽で、勿論 タイル張り。
お湯の温度は低めで、私には丁度いい感じです。
とてもレトロで40年前にタイムスリップした時間で、
ついつい、ながいをしてしまいました。
一つ、無くなっていた物が有りました。
脱衣場に有った、「ぶら下り健康器」です。
昔を思い、ぶら下がってみたかったです。
山 村 祐 司