前回、長男(中1)についてお話が出来ればと申しておりましたが、
今回は長女(小1)がそうはさせてくれませんでした。
前回は少し次男(小5)の自慢話?っぽくなってしまいましたが、
今回は長女の交渉力について少しだけ・・・
今春から小学2年生に進級する長女(小1)に2月頃に1通の封書が届きました。
送り主は 『学研』です。
封筒には子供心をくすぐる漫画等が描かれ、長女は当然のように開封をしたと思われます。
すると、長女から「私は勉強がしたいのでこれを申し込んでください。」と言って
返信用のハガキと鉛筆を私に渡してきました、鉛筆を渡してくるところはまだ可愛いところです。
おねだが始まりました。
「兄ちゃん2人は野球をしているが、私は何もしていないからこれが欲しい。」
「土、日曜日兄ちゃん2人は野球で私は暇だから勉強をする。」
来る日も、来る日も、ハガキと鉛筆を持って私のところへやって来ます。
「これ書いて・・・」、「ここに名前書いて・・・」、「早く書きなさい!!!」
私はその熱意に押され、家内に申し込んでやっても良いのではと話をし、その結果、
申し込みをする事になりました。
しかし、ハガキを記入する際に資料を再度確認したところタブレットを使用して勉強をする事を
発見しました。
私が読んでいた申し込みの案内には無数のオマケのような玩具の写真が掲載をされていましたが
タブレットで勉強する事はとても小さく書かれていて、気が付きませんでした。
どうやら、長女はそのタブレットが欲しかったようです。
が、案内にも『長時間使用しないでください。』、『一定時間経過すると自動で電源が切れます。』
など、完全に視力低下へつながる文言の記載があった為、当然やめました。
長女(小1)へその事を告げると、1時間程度、泣いていたと思います。
すると、どうした事でしょう、長女(小1)は泣きやみ、極めて冷静に私に今回の『学研』申し込みを
やめた事に対する交換条件の提示してきたのです。
それは、長男(中1)、次男(小5)にも買い与えた事のない、我が家禁断?!の
○○○を要求してきました。
それが
「わかったがっけんやめてもいい、だけどパパはがっけんもうしこんでくれるといった、
そのやくそくをまもらなかった、わたしはとてもかなしい、そのかなしみをなくすために、
じてんしゃがいる、それしかない。」
と、極めて冷静に・・・・
長男(中1)、次男(小5)からは想像できない発言です。
家内と話、というよりも説得をし、条件付きですが、結果自転車を買う事にしました。
今回の件、長男(中1)、次男(小5)であれば、継続して『学研』を要求してきたか、
なにも要求をしないか、だと思いましたが、長女(小1)は以前から欲しいと言っていた自転車の
要求をこの場面でしてくるとはなかなかだと思いました。
長男(中1)、次男(小5)からは「とうちゃん、長女(小1)に甘いのだから」と言われましたが、
この場面での答えは購入以外ありませんでした。
次回こそ今春中2を迎える長男(中1)について少しだけお話ができれば。
掛端慎一.