私の言葉に対するこだわり→「保守と革新」について

  • 2016.10.3
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私は「昨日までの日常が今日からも続く」というのが「保守」であると思っています。
例えば、「保守点検」という言葉がありますが、これは「今まできちんと動いていた機械や装置が、
このまま同じように持続するための作業」で、本質は同じだと思います。
つまり、どんなものでも、どんなことでも
同じように持続するためには「常に更新する努力が必要」であるということだと思います。

先日(と言っても少々日が過ぎましたが)の参議院議員選挙で、
野党は民進党(この名前は台湾のパクリ?で気に入りませんが)が
社民党、共産党、生活の党などと野党共闘をして臨みましたが、
与党(自民党と公明党)が大勝利を収めました。

みなさんもご存じのように、「与党が保守で野党が革新」と言われています。
大辞泉によると
保守は
1:正常な状態を保つこと(保守点検)
2:旧来の風習・伝統・考え方などを重んじて守っていこうとすること(また、とする立場)

革新は
1:旧来の制度・組織・方法・習慣などを改めて新しくすること(技術革新)
2:特に、政治では、現状を改革しようとする立場

そこで、面白いことをみなさんにお知らします。

自民党は「保守政党」と言われています。その自民党が憲法の改正を訴えています。
そして、民進党、社民党、共産党が「革新政党」と言われています。
そして、これらの政党は護憲を唱えています・・・

このことから、とても矛盾を感じますし、不謹慎かもしれませんが、とても笑えますね!

近藤峰生

レターフォーユー