『逆まつ毛』後編

  • 2016.9.9
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 4月下旬いよいよ入院・・・
とは言え、たった2泊3日の入院でした。

入院と言っても、身体は至って健康、部屋もホテルの様にとてもきれいで旅行気分で楽しんで
いました。
翌日起こる悲劇を・・・・

翌日いよいよ手術、次男には以前から全身麻酔で痛みは全くないと話をしていたので
とても落ち着いた様子でした。

病室から手術室のあるフロアへ移動をして待合室で30分程過ごし、いよいよ手術室へ
私「次男頑張ってな!」
次男「痛くないから大丈夫!待っててね!じゃあね、父ちゃん」
なんて軽い会話で次男を手術室へ見送りました。

約1時間後、手術室から出てくるストレッチャーの周りに先生1人+看護師さん6人が何か肉の塊を
押さえ付けています。
当然、次男でした・・・・・
自動ドアが開き先生が「次男君、お父さんだよ」(次男の目は明いていません)
次男「父ちゃん?父ちゃんか?父ちゃんウソついたな~メチャクチャイタイ、イタイ、イタイ、イタイー」
  「すみません、今すぐ殺してもらえますか?理由はイタすぎるから・」(先生、看護師さんへ)
  「イタイ、イタイ、イタイ、イタイ、父ちゃんのウソつき、Д〇×☆∥Ишяф¶・・・・・」
最後の方は何を言っているか解りませんでした。
先生、看護師さんも笑いをこらえているのが解りました。
暴れたままの状態で、病室へ戻りましたが、病室でも30分程大騒ぎをして、
追加で鎮痛剤を投与してもらい、眠りにつきました。
次男の悪ふざけ(本人は真剣)に笑っていた私ですが、患部をみたら本当に痛かったの
だろうな、と思いました。
手術約1週間後の写真を添付します。
思い出に残り次男との2泊3日の小旅行でした。

次回は逆まつ毛の手術後、復帰した少年野球についてお話が出来れば。
掛端慎一.

レターフォーユー