曽野綾子『老いの才覚』を読んで

  • 2015.11.20
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・超高齢化社会を迎えている。
・年を重ねても自立した老人になる方法を知らない。
・年の取り方を知らない、わがままな老人が増えている。
・絶えず他人を当てにしている人を「くれない族」という。
(周りの人は何もしてくれない)

〔老いる才覚〕とは
① 自立と自律
② 死ぬまで働く
③ 夫婦、子供と付き合う
④ 孤独と付き合い、人生を面白がる
⑤ 老い、病気、死と馴れ親しむ

・冒険は青年や壮年のものではなく、老年の特権
 何故なら少々危険なところへ行っても、もうそろそろ
 死んでもいい年なのだから、自由で穏やかな気分で行けるから。

・大切なことが書いてあった。どんな時にもこの事を
 忘れないようにしようと思う。
*「何をしてもらうか」ではなく「何ができるか」
残りわずかな人生、面白く楽しみながら
  この気持を忘れないでいきたい。
水野桂一

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