ダム

  • 2015.11.24
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少し前になりますが、お客様と会社の創業者の話しになりました。
お客様の会社の創業者は“福沢桃介”でした。
あまり知られていませんが福沢諭吉の養子です。
桃介は日本の電力王ともいわれダムを造り電気をつくり会社をつくってきました。
私の田舎(恵那)に大井ダムが有ります、この大井ダムは小学校の遠足の目的地で懐かしく思い出しました。

大正13年、 市内を流れる木曽川に造られた国内初の本格的な高堰堤(重力式コンクリート)の
ダム水路式発電所です。
木曽川の激流をせきとめ総貯水量が2940万t、高さ53.4m。
「日本初の高さ50mを超えるダム」日本初の発電用ダムとも言われています。
調査や建設、施工方法は日本で始めて行われることが沢山あり、工費約1952万円、延べ作業員146万人、大正10年7月に起工し莫大な人、資材を投入し、大正13年11月に竣工しました。
苦難を乗り越えての完成で、我が国のダム建設技術の原点ともいわれております。
今から91年前に竣工しています、本当に凄いと思います。
パソコン、携帯電話、車もない時代で改めて昔の人の凄さ、
私は歴史的価値の有る遺産だと思います。

最近見た建築をテーマにしたテレビ番組を観て感動をしましたので話題にさせて頂きました。

山村祐司

レターフォーユー